教育プログラム

DAAD東アジアセンター会議

現在、世界各国にはDAADの支援を受けて活動する20のドイツ・ヨーロッパ研究センターがあります。東アジアにはこれまでに3つのセンター(東京大学、北京大学、ソウルの中央大学校)が設置されており、2015年以降、各センターが持ち回りで主催者となり、DAAD東アジアセンター会議が開催されています。

東アジア諸国の間で政治的、社会的な対立が深まる中で、自由で開かれた対話の場を設けることが、ますます重要になっています。東アジアに設置された3つのセンターは互いに協力し、主に学術交流という形でそのような場を提供していきたいと考えます。

DAAD東アジアセンター会議の開催にあたっては、人文・社会科学の幅広い分野における学際的な研究の促進と、若手研究者・学生間の国際的なネットワーク作りが目指されます。特に今後研究者を志す若い世代には、東アジアの同世代の若者たちとの活発な議論や率直な意見交換を通じて互いに信頼を深め、将来につながる友好関係を構築する機会となることも期待されています。

第3回東アジアセンター会議(2018年韓国中央大学校)

第1回DAAD東アジアセンター会議(2015年北京大学)
"Nation, Nationalismus und nationales Gedächtnis"

第2回DAAD東アジアセンター会議(2017年東京大学)
"Modernisierung in Europa und Ostasien: Die Rolle Deutschlands bei der Konstitution von moderner Wissenschafts-und Bildungskultur in Japan, Korea, China"

第3回DAAD東アジアセンター会議(2018年中央大学校)
"Herausforderungen der neuen Welt. Imaginationen der neuen Generation 1968-2018"

第4回DAAD東アジアセンター会議(2019年北京大学)
"Zusammenarbeit und Zukunft Ostasiens: Im Spiegel deutscher und europäischer Erfahrungen"