センター刊行物

書籍

ヒトラーとナチ・ドイツ

石田 勇治 著
講談社現代新書(2015年)

「人類の歴史における闇」ともいえる、ヒトラー政権時代。その数々の疑問に、最新研究をふまえ、答える。当時の歴史やその背景を知るための入門書であり、決定版の書(講談社HPより)。

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第一章 ヒトラーの登場
若きヒトラー/政治家への転機/ナチ党の発足まで/党権力の掌握/クーデターへ
第二章 ナチ党の台頭
カリスマ・ヒトラーの原型/「ヒトラー裁判」と『我が闘争』/ヒトラーはどのようにナチ党を再建したのか/ヒトラー、ドイツ政治の表舞台へ
第三章 ヒトラー政権の成立
ヒトラー政権の誕生/大統領内閣/議会制民主主義の崩壊
第四章 ナチ体制の確立
二つの演説/合法的に独裁権力を手に入れる/授権法の成立/民意の転換/体制の危機
第五章 ナチ体制下の内政と外交
ヒトラー政府とナチ党の変容/雇用の安定をめざす/国民を統合する/大国ドイツへの道
第六章 レイシズムとユダヤ人迫害
ホロコーストの根底にあったもの/ヒトラー政権下でユダヤ人政策はいかに行われていったか
第七章 ホロコーストと絶滅戦争
親衛隊とナチ優生社会/第二次世界大戦とホロコースト/絶滅収容所の建設/ヒトラーとホロコースト